高校生におすすめ!資格が取れる着物の専門学校とは?

「高校生にとって、進路は先の見えない迷路のようなものです。どんな進路を選べばいいのかと悩む人もいるでしょう。ただ、悩んだまま社会に出ても、仕事が続かない人もいます。そういう場合は、資格が取得出来る専門学校に進むのが良いのではないでしょうか。ここでは、専門学校での資格取得や卒業後のメリットを考えていきましょう。

全日制で学べる安心と取得できる資格

全日制で学ぶメリットとは、どんなものがあるのでしょうか。全日制は自分の時間が取れにくくなるというデメリットはありますが、その分だけ専門学校にいる時間が多くなります。つまり、勉強をする時間が多く取れるというのが最大のメリットと言えます。時間は無制限ではありません。だからこそ、有意義に使わなければなりません。

技術の修得

着物の資格を取得するには、技術の学習は必要不可欠です。和裁を行う上で、知識も必要となりますが、まずはそれぞれの行程に慣れることが肝心です。奈良きもの芸術専門学校では、裁断から仕上げまで全ての工程を1年次から学習することが出来ます。これは奈良きもの芸術専門学校が独自の「一貫システム」を採用しているためで、実は多くの学校では1年次は部分縫いを繰り返し、上級学年になってから初めて裁断を学習する、といった授業が行われています。奈良きもの芸術専門学校では1年次から裁断も学ぶため、どうすれば、それぞれの体型に合った着やすい着物を仕立てられるかを初歩から常に考える授業を行っています。オーダーメイドの着物を扱うことに適した指導方法です。低学年次から着物と触れ合う機会を多くすることで、生徒の意識と技術力も高められます。

取得できる資格

奈良きもの芸術専門学校に在学中は、様々な資格を取得出来ます。1年次で取得出来る資格は和裁技術認定の初級、茶道の入門・小習、華道・アレンジメントの入門。2年次になるとそれぞれの資格の上位版と、服飾教員認定の准教員の資格も取得出来ます。3年次は2年次までに取得出来る資格の上位版や秘書技能検定なども増えてきます。さらに、4年次となれば国家検定の和裁技能士2級の資格も取得出来るのです。この資格を取得しておくと、呉服店などの就職に有利になります。そういった目的のために、高校卒業後から、奈良きもの芸術専門学校に進学する人も珍しくはありません。

卒業後の就職先

奈良きもの芸術専門学校を卒業後は、様々な場所に就職することが可能です。資格取得は未来を切り開く鍵とも言えますし、在学中に真面目に取り組んだ人はそれだけスキルアップをしています。特に呉服店などに就職したい人は資格取得次第で、高い採用率を期待出来ます。

呉服店やブライダル業界

卒業生は着物に関する知識や技術力を習得しているため、呉服店などで着物販売員を行うことも出来ます。様々な知識を持っているため、お客様にどのような着物が似合うかを的確にアドバイスすることが出来るのです。他にもブライダル業界に就職する人もいます。ブライダルと言えば、ウェディングドレスも人気ですが、白無垢など和装での結婚式を望む人も少なくありません。そういった人のためにアドバイザーとして働く人もいます。

和裁士として自営

和裁士の資格を取得して、自営業を選ぶ人もいます。奈良きもの芸術専門学校では、卒業生に仕立物を斡旋する和裁士独立サポート制度もあるため、地方などでなかなか安定した収入を得られない人も、このサポートを利用することで和裁士として生計を立てられるようになります。奈良きもの芸術専門学校は在学中だけではなく、卒業後のサポートも万全なので、着物を学びたい人が県外から進学してくることもあるのです。和裁士として独立したい人は、着物に関することをみっちり学べる学校はメリット豊富といえるでしょう。

和裁教師

和裁を本格的に学べる学校はさまざまな特徴があります。それぞれの違いについてお伝えしましょう。

奈良きもの芸術専門学校を卒業後、和裁教師として同校に就職する人もいます。着物を仕立てる技術だけではなく、指導する楽しさを覚えた人が教師の道を選ぶのです。和裁士のカリキュラムを経て、着物を仕立てる喜び、達成感などを他の人に伝えたいのでしょう。和裁教師の道を選ぶ人は少なくありません。誰かを指導する楽しさ、教え子が巣立っていく言葉にならない感覚を味わってみたい人は、和裁教師を目指してみてはいかがでしょう。

目標は着物のエキスパート

奈良きもの芸術専門学校が目指すのは、着物のエキスパートです。中途半端な知識や技術を持っていても、それは一生ものの技術にはなりえません。単に知識を蓄えるのではなく、技術を磨くだけではなく、着物を利用する意図、過程を考えなくてはなりません。過程を考えることで、着物に関する感情も変わっていき、繊細なものが仕立てられるようになります。

最高レベルの知識と技術

奈良きもの芸術専門学校では、高いレベルの知識と技術を教えています。スーパー・プロ和裁高度専門士を養成する全寮制のコースがあり、全寮制の特質を最大限に活かしたカリキュラムが組まれているのです。もちろん、それ以外の学科も着物に関するプロフェッショナルな知識と技術を学ぶことが出来ます。

多彩なカリキュラム

奈良きもの芸術専門学校で学べるのは、着物だけではありません。着付け、茶道、華道、マナーなど着物に関することから、一般常識まで学ぶことが出来ます。ただ仕立てるだけの技術者を養成する学校ではなく、着物のプロを養成する専門学校だからです。華道や茶道の和の世界に触れることによって、更なる着物の知識を高めていくのです。より深く知ることで、今まで見えなかったものも見えるようになり、別な観点から考えることが出来るようになります。

興味に応じて選べる3つの学科

着物に興味があると言っても、着物は奥が深く様々な分野に分かれています。奈良きもの芸術専門学校では、興味に応じて選べるよう3つの学科を設置することで、更なる専門知識を深く知ることが出来ます。和裁特別専門学科、和裁テクニカル学科、きものトータル学科それぞれの特徴を理解した上で、どの分野を極めたいのか、自分で学びたい学科を選ぶことが出来るのも奈良きもの芸術専門学校の特徴です。受験時に悩む必要はありますが、入学した後は選んだ道を専門的に学べるので集中して勉強に励むことが出来ます。

高校卒業後、奈良きもの芸術専門学校に進学するメリットはなんだと思いますか?

メリットをあげればいくつも出てきますが、一番大きなメリットは着物に関する仕事に就きたい人にピッタリの授業内容、資格取得などがあることでしょう。他の専門学校では2年次から行うような内容も、1年次から行います。つまり、早い段階から着物と接して、作業に慣れることが出来るのです。古い歴史を学び、それを未来に繋げていく。着物に携わることは、とても素晴らしいことです。和の心を学びたい人は、ぜひ当校の受験をしてみてはいかがでしょうか。

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