「和裁」には、次のポイントがあります。
いすを使わず、畳に正座で和裁実習を行う理由は2点あります。
1つ目は、国家検定(和裁技能士)も同じく畳に正座での試験であるためです。普段の授業がそのまま国家検定合格を目指した実習にもなるよう、学校でも検定と同じ環境で学習するようにしています。
2つ目は、反物を傷つけるというミスをなくすためです。畳式では、いす式よりも目線と床の距離が近く、常に全体が視界に入るようになるため、椅子で反物を踏んでしまう、床が汚れていて…というミスが起こる可能性が格段に低くなります。初歩的なミスではありますが、高価な反物を扱うほど、こういった細かい点にまで気を配らないといけません。
以上2点により、プロを目指す和裁実習には畳式が向いているとの考えから、本校では畳式を採用しています。なお、正座が苦手な学生は「正座いす」を使用しています。国家検定でも使用可能です。
専門学校(専修学校専門課程) | 無認可の教育施設・学校 | |
監督庁 | 都道府県(私立の場合) | なし |
法律 | 学校教育法第124条 | なし |
修業年限 | 1年以上 | 規定なし |
授業時数 | 年間800単位時間以上(昼間) | 規定なし |
専門士・高度専門士称号 | 要件を満たすと付与 | なし |
卒業後の学歴 | 専門学校卒業 | 正式な学歴とは認められない |
通学定期 | 学生割引適用 | 学割なし |
公的奨学金・教育ローン | 利用できる | 利用できない |
国民年金保険料 | 申請により納付猶予 | 納付の義務 |
勤労学生控除(所得控除) | 対象になる | 対象にならない |
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