よくある質問

きものや和裁のことを何も知らないのですが…?
高度な和裁技術とは?
高級教材とは?
なぜ一年生から裁断を教えるのですか?
左利きでも問題ありませんか?
なぜ畳で正座をして縫うのですか?
卒業後の仕事はありますか?
卒業後は和裁の進路だけですか?
遠くから来ている学生もいますか?
きものや和裁のことを何も知らないのですが…?

大丈夫、全く心配いりません。本校では、例年、入学者の約80%が和裁は全くの初心者で、授業では、初歩の運針から丁寧に指導していきます。

しかし、学校選びの段階において、「何も知らない」と言うことは、パンフレットなどを見てもハッキリと意味がわからない、と言うことになります。
このQ&Aでは、「奈良きもの」の考える、学校選びのポイントも解説してありますので、ぜひ目を通してみて下さい。

高度な和裁技術とは?

「和裁」には、次のポイントがあります。

①仕立ての美しさ 
②着やすさ 
③あらゆる種類のきものの仕立て方
④仕立ての速さ

仕立ては、縫い目が細かく、均等にそろっていることが美しさの基準です。当然、仕上がりの形がよく、ツレやタルミができないこと。しかし、見た目は美しく仕上っていても着心地が悪ければよい仕立てとは言えません。きものは着るものです。

袖を通して帯を締めたとき、「着やすさ」の違いがハッキリします。普段着できものを着なくなった現代、体型に合った着やすさは必須条件。技術的には、衿回りと胸元の着やすさ、美しさがポイントです。

また、きものにはいろいろな種類があり、生地も全て違います。あらゆる種類の仕立て方をマスターすることが必要です。

つまり、「あらゆる種類のきものを、美しく、着やすく、クオリティを下げないスピードで仕立てる和裁技術」が、「高度な和裁技術」と言うことができます。
高級教材とは?

洋服ならばスーツでも20万円もすれば高級品です。きものも同じ位で高級品と呼べるかもわかりませんが、本校では、振袖や留袖などの礼装なら100万円を超えるものを高級教材として認識しています。また、本校では有名な染織家の先生方によって作られた作品も多く教材として提供されています。

なぜ一年生から裁断を教えるのですか?

卒業後、プロ和裁士として独立すれば、当然、自分で全ての責任をもって仕立てをしなければなりません。その際、最も熟練を要し、緊張する作業が失敗が許されない「裁断」なのです。

最上級生になって初めて裁断を学び、低学年の間は部分縫いを中心に授業を進める教育システムでは、オーダーメイドの高級品を扱うには不向きといえます。

そのため、「奈良きもの」では、1年生から裁断を教え、一人の学生が一枚ずつ仕上げていく、やりがいのある和裁実習「一貫システム」を採用しています。

左利きでも問題はありませんか?

問題は全くありません。和裁実習において、裁ちばさみは左利き用のものを利用していただくことになりますが、その他は右利きの人と同様で、動作が逆になるだけです。卒業生・在校生にも左利きで学習した人がたくさんいます。

なぜ畳で正座をして縫うのですか?

いすを使わず、畳に正座で和裁実習を行う理由は2点あります。

1つ目は、国家検定(和裁技能士)も同じく畳に正座での試験であるためです。普段の授業がそのまま国家検定合格を目指した実習にもなるよう、学校でも検定と同じ環境で学習するようにしています。

2つ目は、反物を傷つけるというミスをなくすためです。畳式では、いす式よりも目線と床の距離が近く、常に全体が視界に入るようになるため、椅子で反物を踏んでしまう、床が汚れていて…というミスが起こる可能性が格段に低くなります。初歩的なミスではありますが、高価な反物を扱うほど、こういった細かい点にまで気を配らないといけません。

以上2点により、プロを目指す和裁実習には畳式が向いているとの考えから、本校では畳式を採用しています。なお、正座が苦手な学生は「正座いす」を使用しています。国家検定でも使用可能です。

卒業後の仕事はありますか?

もちろんあります。きものを着る方は全国各地にいますし、呉服店も全国各地にあります。本校卒業生の和裁士は全国の自宅で仕事をしています。

また、本校には安心の「和裁士独立サポート制度」がありますので、卒業生を1人のプロとして、学校が仕立物をサポートすることができます。在学中同様、高級オーダーメイド品を、仕事として全国各地の卒業生に渡しております。

卒業後は和裁の進路だけですか?

そんなことはありません。毎年多くの卒業生が販売や検品、着付師などの職業に就いています。本校が和裁を重視したカリキュラムを組んでいるのは、きものの進路全てにおいて根幹を為しているのが「和裁」だからなのです。
例えばきものの販売をする場合、お客様が実際に購入されるのは、きものになる前の生地である「反物」です。お客様の気に入った反物の柄は、実際にきものになった時にどこに出てくるのか…こういった事は、「和裁」を深く理解しているからこそ、購買へ結びつける説明ができるものなのです。

遠くから来ている学生もいますか?

遠方からの入学者は非常に多く、例年、入学者の約50%はそれまで関西の外に住んでいた学生です。学校には寮がありますので、遠方の方でも安心してご入学頂ける環境を整えています。また、近年では遠方からのご入学でも、学校の近くで一人暮らしを選択する学生も増えています。
遠方から入学を検討して頂いている方々のために、学校では体験入学のほか、夏休みなどに全国各地で説明会も開催しています。ぜひご都合に合わせてご参加ください。

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