徳融寺様にて、「針供養」という行事を行いました。
◇針供養…折れるなど、使うことができなくなった針をこんにゃくに刺して供養を行い、裁縫の上達を祈る行事
手縫い針は和裁を行う上で、欠かすことのできない道具です。
そして、どれだけ技術が上達しようとも、針は折れていく消耗品なのです。
「今までありがとうございました」という感謝と、
「これからもよろしくお願いします」という祈りを、
一年に一度この「針供養」にてささげることで、
和裁を学ぶ人間は気持ちを新たにしていきます。
普段「あたりまえ」と思っているひとつひとつに、感謝の気持ちを忘れない。
本校ができた85年前から続く行事です。
行事の後には、當麻曼荼羅(たいままんだら)のご説明も頂戴しました。
追記:ディスプレイも針供養の紹介に代わりました
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