2016.02.12
元興寺の住職のお話の中に、本校の学生たちにぴったりなエピソードがあったのでご紹介いたします。
仏教ではもともと、僧侶(お坊さん)は財産になるような物を持つことを禁じられており、
衣服についても、価値や使い道が無くなり捨てられたぼろ布を集めてつくられた「袈裟(けさ)」を着ていたそうです。
しかしこの「袈裟」には、実際に着用することができるという「価値」が生まれている、と。
元々価値のない物が、袈裟を縫うという「技術」により価値のある物に変わる。
それは、「技術に価値があるからだ」 そんなお話でした。
和裁の技術は一生物です。不安定な時代だからこそ、価値のある技術を学んで欲しいと思います。
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本校の学生たちは、元興寺様の節分会にて舞台に上がり豆まきをされる方々の着付けを担当しました。
■裃(かみしも)の着付けをしました
■豆をまくのは奈良の年男・年女の方々
■せんとくん・しかまろくんの姿も
■豆まきの前には、「火渡り」という行事もありました。
■どれぐらいの熱さなんでしょうか…
来週は、同じくこちら元興寺様にて折れた針を供養する、
「針供養」を執り行って頂きます。
ご存知の方も多いと思いますが、元興寺様は古都奈良の文化財として、
「世界遺産」に登録されています。
そんな場所の行事に関わることができるということが、
奈良で学ぶ利点の1つだと思います
ちなみに学生たちはお土産に元興寺様の豆を頂いていましたよ
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